アコヤガイモニタリング調査結果概要(令和元年8月22日:調査日)

1 調査結果の概要
・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン含量は平均値が昨年より低く、一部の海域で3%を下回っていることから、栄養状態は昨年と比べて低いと判断された。
・貝柱の赤変個体は認められず、赤変度合を示すa値は昨年と同程度であった。

・前回に続き、今回の調査でも貝の栄養状態の低下が確認されましたので、貝の管理には十分注意してください。

2 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 2.3(3.3)  0.4( 0.8) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 3.3(4.5) -0.1( 0.5) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 4.2(3.8)  0.1(-0.6) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 2.7(4.7)  0.4(-0.2) 赤変個体数0個
北部

 

平均

日中交雑貝

 

 

2.7(4.5)

 

3.0(4.1)

-0.6( 0.0)

 

0.0( 0.1)

赤変個体数0個

 

 

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北
*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝
( )内は昨年同月の数値

3 調査方法
5月から11月まで月1回(概ね第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

4 測定項目および判断指標
・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。
・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。
赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。