アコヤガイモニタリング調査結果概要(令和元年5月23日:調査日)

1 調査結果の概要
・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン含量は北部で3%を下回っており、全体的にも昨年に比べて低い値であった。
・貝柱の赤変個体は認められず、赤変度合を示すa値は昨年と同程度であった。

・水温の上昇に伴って貝の活性が上がり、貝が痩せてくる可能性があることから、飼育管理には十分注意してください。

2 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 6.3( 9.9) -1.0(-1.0) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 5.2(11.1) -0.8(-1.4) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 6.8(12.4) -0.6(-0.8) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 6.8(11.0) -0.8(-0.9) 赤変個体数0個
北部

 

平均

日中交雑貝

 

 

2.3( 6.1)

 

5.7(10.4)

-0.4(-0.3)

 

-0.8(-0.9)

赤変個体数0個

 

 

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北
*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝
( )内は昨年同月の数値

3 調査方法
5月から11月まで月1回(おおよそ第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

4 測定項目および判断指標
・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。
・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。
赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。