H24事業報告書を掲載しました。

平成24年度 愛媛県農林水産研究所 水産研究センター事業報告書を掲載しましたので
ご活用いただけると幸いです。

詳しくはこちらから

愛媛県農林水産研究所水産研究センター事業報告
平成24年度
目次
愛媛県水産研究センター概要
資源関係
漁況海況予報事業
本県海域の海況、漁況を調査するとともに関係機関から迅速に情報を収集し、漁況海況速報として漁業関係者等に広報する。さらに、南西海域の主要魚種(マイワシ・カタクチイワシ・ウルメイワシ・マアジ・サバ類)の漁況および海況の長期予報を作成、広報することにより、漁業資源の合理的利用と操業の効率化を図り、漁業経営の安定化に資する。
なお、詳細は「平成24年度漁況海況予報事業データ集」に取りまとめた。
漁業資源調査(我が国周辺水域資源評価等推進委託事業)
  Ⅰ 漁業資源調査
我が国周辺水域内における漁業資源を科学的根拠に基づいて評価し、資源量水準、漁獲許容量などを把握するために必要な資料を整備する。なお、詳細については委託元の独立行政法人水産総合研究センターに報告し、水産庁が毎年発表する「我が国周辺水域の漁業資源評価」として取りまとめられている。
  Ⅱ 魚卵・稚仔量調査
 本県海域におけるマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシ、アジ類、サバ類、タチウオ、ブリ、サンマ、イカナゴ、スルメイカ等の主要魚種および頭足類の産卵状況を把握し、今後の資源変動と漁況予測のための基礎資料とする。詳細は、「平成24年度漁況海況予報事業データ集」に記載した。
  Ⅲ 漁場一斉調査(ブリ類)
 本県海域におけるブリ類幼魚の資源豊度を把握するとともに、モジャコ漁の漁況予測に必要な資料を収集することを目的とする。
  Ⅳ 幼イカ調査(ヤリイカ)
 ヤリイカの加入量を把握するとともに、その漁況予測に必要な資料を収集することを目的とする。
資源増大栽培漁業推進事業
Ⅰ 回遊種放流効果把握調査(マダイ・ヒラメ)
(財)えひめ海づくり基金(以下、海づくり基金)が事業主体となって実施しているマダイ、ヒラメの種苗放流の効果を把握し、普及、啓蒙することにより栽培漁業の定着を図る。
Ⅱ トラフグ調査
 広域回遊種であるトラフグの栽培漁業を推進するため、本県のトラフグ資源量を調査するとともに、(財)えひめ海づくり基金等が実施するトラフグの種苗放流の放流効果を調査する。
なお、水揚統計はわが国周辺水域資源評価等推進委託事業の調査データを利用するとともに、同委託事業の平成24 年度トラフグ日本海・東シナ海・瀬戸内海系群の資源評価で使用した漁獲量にあわせるため、平成24年1月から12月分のみを使用した。また、生物測定調査結果の詳細は北条市漁業協同組合調査分を除き同事業情報システム(fresco1)に送付した。
また、瀬戸内海西部3県で共同実施していた栽培資源回復等対策事業(瀬戸内海西部海域トラフグ)が平成22年度で終了し、瀬戸内海西部全体での放流効果が調査できなくなったため、山口県水産研究センターより下関市南風泊市場における本県放流魚の検出データを提供いただき、解析に使用した。同センターのご厚意に厚くお礼申し上げます。
Ⅲ キジハタ調査
 (財)えひめ海づくり基金が実施するキジハタ種苗放流の効果解明の基礎的知見として、天然魚の水揚げ状況を把握する。
資源管理推進事業
Ⅰ サワラ (我が国周辺水域資源評価等推進委託事業)
 広域回遊種であるサワラの資源管理措置を推進するため、瀬戸内海海域栽培漁業推進協議会が実施する共同種苗生産・放流に参加するとともに、漁獲努力量削減措置などに必要な資料を整備するためサワラの資源に関する調査を実施した。本報告書では、このうち資源調査のみを記載した。
Ⅱ マコガレイ
 伊予灘のマコガレイ資源についてモニタリング調査を実施し、愛媛県伊予灘マコガレイ資源回復計画の効果を把握する。
Ⅲ カタクチイワシ
 燧灘ではカタクチイワシ資源を維持管理するため、愛媛県、香川県、広島県の燧灘カタクチイワシ漁業者による休業期間や定期的休漁日の設定などの漁獲努力量削減措置がとられている。漁業者が主体となる本事業において、漁業者の取り組みを支援するため、資源管理に必要な基礎資料を収集し、瀬戸内海区水産研究所が中心となり、燧灘におけるカタクチイワシ資源評価と資源解析を実施し、関係県の漁業者協議会等において結果報告をおこなう。
カツオ・クロマグロ資源調査(日本周辺国際魚類資源調査委託事業)
 独立行政法人水産総合研究センターの委託を受け、カツオ、まぐろ類について資源解析に必要な資料を収集した。 
詳細は「平成24年度日本周辺国際魚類資源調査委託事業報告書」に記載した。
環境関係
漁場環境モニタリング調査指導事業 
Ⅰ モニタリング調査
本県沿岸域の水質、底質、プランクトン等をモニタリングすることによって、漁場環境の長期変動を検討するための基礎資料を収集するとともに、赤潮、酸欠、貝毒等による漁業被害の軽減、未然防止を目的とした
Ⅱ 広域共同調査(赤潮・貧酸素水塊漁業被害防止対策事業)
豊後水道域では、K. mikimotoiをはじめとする有害赤潮が発生し、頻繁な漁業被害を起こしていることから、愛媛・山口・福岡・大分・宮崎・広島県がモニタリング調査を共同でおこない、これら有害種の初期発生から増殖、消滅に至るまでの全容を把握する。
なお、結果の詳細は、平成24年度漁場環境・生物多様性保全総合対策委託事業(瀬戸内海西部における有害赤潮分布拡大防止)報告書(平成25年3月)に本県ほか5県の水産試験研究機関が合同で報告した。
Ⅲ 漁業被害防止軽減対策試験(赤潮・貧酸素水塊漁業被害防止対策事業)
増養殖関係
種苗生産技術開発研究(メバル)
近年、漁獲量の減少や魚価の低迷によって漁業経営は厳しい状況が続いている。水産物の安定供給と漁業経営の安定化を図るためには、有用魚介類の種苗放流と新しい養殖魚種の導入による経営の多角化が重要である。そこで、市場価格が高く漁業者からの強い要望のあるメバルの種苗の安定供給をおこなうために、種苗生産技術を開発することを目的に本研究をおこなった。
優良母貝安定生産技術開発
南予地域の基幹産業であるアコヤガイ真珠養殖業は、現在、人工種苗がほとんどを占めていることから、親貝の継代を重ねることにより近親交配が進み、生産される母貝の弱体化が懸念されている。そこで、当センターが現在保有するアコヤガイ系統について、成長や血清タンパク質等の表現形質を把握するとともに、マイクロサテライトDNA多型解析を用いて遺伝的距離の近い個体同士および遠い個体同士で交配をおこなって、生産した貝を追跡調査することにより、近親交配を防ぎつつ優良母貝を安定生産する技術を開発する。今年度は、遺伝的距離の近い個体同士および遠い個体同士で交配し、生産した稚貝の成長等を調査するとともに、稚貝をマイクロサテライトDNA多型解析して、稚貝の遺伝的多様性の評価をおこなった。
ピース貝選抜技術開発試験
 真珠の生産において、核とともに挿入されるピースが真珠の色に大きな影響を与えることが知られている。真珠の色は下地色、実体色および干渉色の組み合わせで決定されるが、美しい干渉色を放つ真珠は特に希少価値が高く高値で取引されることから、生産者からは優良ピース貝の開発及び生産に強い要望がある。
 そこで本研究では、親貝の貝殻真珠層に着目して、高品質真珠の生産が可能なピース貝の作出技術を開発することを目的とする。事業初年度である今年度は、貝殻真珠層の干渉色を正確に評価するため、貝殻の殻皮及び稜柱層を除去する技術を開発するとともに、貝殻真珠層の干渉色を評価する方法を検討し、干渉色を選抜指標としたピース貝の種苗生産をおこなった。

マグロ養殖用飼料緊急開発研究
マグロ養殖では、使用可能な配合飼料が開発されていないため、その餌にイワシ、サバなど生餌が使用されているが、東日本大震災により大きな被害を受けた東北地方における漁獲減などの影響により、今後、これら餌の確保が困難となることが予想されている。また、生餌の使用は漁場環境に与える負荷が大きいという問題も以前より指摘されている。
 そこで、機能性成分を添加したモイストペレット、および日本配合飼料株式会社、愛媛大学と共同で、魚粉より作製したドライペレットを開発することにより、マグロ飼料を安定的に確保することを目的として試験をおこなった。

  Ⅰ モイストペレットの開発
輸入魚粉を主原料とし、摂餌性向上のためにタチウオ外皮およびイカナゴ熱抽出物を添加したシングルモイストペレット飼料(以下、MP飼料)を試作し、クロマグロ2歳魚を用いた給餌試験を実施し、その有効性を明らかにする。
  Ⅱ ドライペレットの開発(クロマグロ養殖用餌料高度化促進事業)
 水産庁の補助事業により、日本配合飼料株式会社中央研究所(飼料開発、マグロ飼育)、愛媛大学南予水産研究センター(生理、環境)および当センターがクロマグロ養殖用配合飼料の開発および普及に取り組んだ。
当センターでは、クロマグロ養殖用ドライペレット飼料(以下、EP飼料)が身質に与える影響を明らかにするため、飼料および全魚体の一般成分分析を実施するとともに、生餌で飼育したマグロを対照とし、EP飼料で飼育したマグロの身質特性について一般成分、色、硬さ、核酸関連物質の分析ならびに食味試験を実施した。
 また、宇和海のマグロ養殖関係者に対して本年度の成果報告会を実施した。

宇和海有用藻類量産化プロジェクト
近年、宇和海では真珠養殖業が低迷し、漁家経営が圧迫されているため、所得向上につながる新たな産業の創出が求められている。本研究の目的は、既存の養殖施設を利用しておこなうことができる有用海藻類であるヒジキおよびトサカノリの養殖技術を開発することである。
ヒジキ養殖の産業化に向けた早期採卵技術開発(新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業)
ヒジキ受精卵から発芽した幼体を用いた種苗生産において、成熟期早期に採卵し育成した幼体は、生長が良く、真珠母貝養殖の休閑期にヒジキ養殖をおこなう場合の種苗に適している。しかし、自生地で成熟したヒジキを採取し、水槽内で採卵する手法では、成熟状況が気象・海況などに左右されるため、計画的な採卵をおこなうことができない。本試験は、成熟期早期の安定的な採卵のために、ヒジキの催熟条件を明らかにすることを目的とした。
バイオ産業創出支援事業
 愛媛大学で開発されたマハタのインターフェロン物質(以下、SG-INF)は、マハタに注射投与することにより、ウイルス性神経壊死症に対する防除効果があることが報告されているが、その有効力価は魚体1gあたり1μgと高く、現行のタンパク合成ではコストが高い。そこで、同大学ではSG-INFの有効力価を向上させるため、SG-INFのアミノ酸配列を変更したSG-INF(91)を作製した。
 水産研究センターでは、これらのSG-INFの防除効果を評価するため、マハタ0歳魚に異なる濃度の自然型および変異型インターフェロンを注射投与したのち、RGNNV(ハタ類のウイルス性神経壊死症原因ウイルス)の注射攻撃試験によりその有効性を評価した。

カンパチの腎腫大症に関する研究(養殖衛生対策推進委託事業)
2008年、西日本のカンパチ養殖場において、中国から輸入したカンパチ種苗で腎臓や脾臓が顕著に腫大し、重度の貧血を呈する疾病(通称、腎腫大症)による大量死が発生した。本症は既知の疾病であったものの原因については明らかにされていなかったため、2009年度より本県と日本獣医生命科学大学が共同で本症の原因の特定と防除対策の確立について研究に取り組んでいる。
これまでの研究の結果、罹病魚の生鮮腎臓磨砕液をカンパチの血管内あるいは腹腔内に接種すると、自然発症魚で特徴的な腎臓、脾臓の腫大、重度の貧血の症状が再現出来ること、本症は同属のブリでは強い病原性を示すがマダイでは病原性が認められないこと等が明らかとなった。また、本症の病原体については、本症罹病魚の腎間質および脾実質にメラニン形成の乏しいメラノマクロファージセンター(以下、MMC)が多数形成され、それらを構成する単核性細胞の細胞質内で観察される直径2.0~3.0μmの微小な顆粒様構造物(以下、類円形異物)が疑われており、これらは培養細胞を用いることにより単離・培養出来る可能性が高いことがわかった。
以上のような背景を踏まえて、本年度は、病原体の単離・培養方法を確立するとともに、コッホの原則を満たす感染症の証明、水を介した感染の有無、病原体の感染経路を調べることを目的とした。なお、結果の詳細は、「平成24年度 養殖衛生管理問題への調査・研究成果報告書」に報告した。

養殖ヒラメの寄生虫防除対策試験(レギュラトリーサイエンス新技術開発事業)
クドア・セプテンプンクタータに感染したヒラメを生食することによる食中毒の発生を防止するため、本県を含む4機関が共同で調査研究を実施した。当所においては、ヒラメの養殖場等におけるクドアの生活環および感染経路の解明のための各種調査をおこなった。
瀬戸内海特産定着性高級魚資源添加技術開発(新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業)
キジハタとオニオコゼはいずれも定着性の高級魚種で、本県においては瀬戸内海の島嶼部を中心に生息しているが、漁獲量は少ない。両種は栽培資源研究所で量産技術がほぼ確立され、キジハタにおいては、受益者負担のもとで地域の特産魚として資源添加が始まったところである。今後は、農林水産省が掲げる生物多様性保全国家戦略に即した種苗の生産者として責任ある栽培漁業を展開することで、両魚種の定着と持続的な漁獲による地域特産品化を目指し、もって漁業者の所得向上を図る必要がある。本事業ではこれら瀬戸内特産高級魚種の天然における集団構造、空間分布といった生物学的・遺伝学的実態と資源添加効果を解明し、生態系と調和した効果的な栽培漁業の技術開発をおこなう。本事業は農林水産省農林水産技術会議委託「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」(中核機関:独立行政法人水産総合研究センター)により実施された。なお、詳細は平成24年度新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業研究報告書に報告した。本事業は平成24年度で終了したことから、本報告では過年度を含めた結果を示す。
藻場利用高度化技術開発
近年、種苗生産技術が確立したオニオコゼに対しては種苗放流の要望が強い。また天然海域での生息確認事例が少なく、特に稚魚期における生息環境や摂餌に関する生態についての情報は定性的なものが多く、定量的な知見は少ない。
 このため、稚魚の放流適地とされている藻場において、そこに生息する餌料生物の量をもとに、生残率が大きく低下すると考えられる放流初期に藻場が収容可能なオニオコゼ稚魚の尾数を把握し、放流事業の効率化を図ることを目的とした調査、試験を実施した。

ノリ養殖栄養塩供給試験
 近年、西条市のノリ養殖漁場では、本養殖開始時に葉体の生育不良(葉体の流出等による生長の停滞)がみられ、この対策が求められている。このため、採苗から育苗期間中に充分な栄養塩を人工的に供給することで、良好な種苗を育成する技術を開発する。
栽培関係(種苗生産放流事業)
総 括
  Ⅰ 水産研究センター
平成24年度における種苗生産計画および生産実績を表1に、種苗供給実績を表2~7に示した。種苗供給実績はマダイが17.4万尾(1,004.9万円)、クルマエビが302万尾(683.6万円)、マハタが3.36万尾(1,412.9万円)、クエが5.77万尾(2,423.4万円)、アコヤガイが90万個(189.0万円)、ウマヅラハギが0.22万尾個(18.5万円)であった。
  Ⅱ 栽培資源研究所
 平成24年度における種苗生産計画および生産実績を表1に、魚種別種苗供給実績を表2~7に示した。種苗供給実績はヒラメが37.35万尾(1,158.2万円)、トラフグが4.7万尾(394.8万円)、キジハタが9.78万尾(2,053.5万円)、アユが24.0万尾(352.8万円)、クロアワビが4.10万個(258.3万円)、イワガキが11.05万個(258.3万円)であった。
なお、ヒラメおよびクロアワビは年度をまたいで生産をおこなっており、前年度に生産を開始している

魚種別種苗生産概要
Ⅰ マダイ
  Ⅱ クルマエビ
  Ⅲ マハタ
  Ⅳ クエ
  Ⅴ アコヤガイ
  Ⅵ ウマヅラハギ
Ⅶ ヒラメ
Ⅷ トラフグ
Ⅸ キジハタ
Ⅹ アユ
? クロアワビ
? イワガキ

魚病関係
予防業務
診断業務
検査業務
受託試験関係
受託水産試験研究開発
Ⅰ 水産用医薬品開発等試験研究

広報関係
水産関係試験研究機関一般開放事業 
 地域に密着した試験研究を推進し、あわせて研究成果の普及と水産への理解の浸透をおこなうため、一般県民に施設を開放する交流事業(通称「ふれあい魚ッチング」)ならびに試験船に乗船・航海する体験学習を開催した。
試験研究成果広報活動事業 
水産試験場で開発した新技術および試験研究の現状を広くPRし、研究開発に対する理解を得るとともに、研究成果の効果的な普及をおこなった。

資料
各地先の観測値
  Ⅰ 水産研究センター(宇和島市下波、宇和島市坂下津)
Ⅱ 栽培資源研究所(伊予市森)
Ⅲ 栽培資源研究所 東予駐在(西条市河原津・上島町弓削)
抄 録(投稿論文・学会発表等)
抄録(2012年4月~2013年3月)

A 原著論文

内村祐之:アコヤガイ赤変病における健常貝外套膜を用いた濁り球真珠の作成事例.水産増殖, 60:417-419(2012)

金尾聡志:養殖マダイの価値創造に関する生産者の取り組み.地域漁業研究, 51(3):85-104(2011)

B 共著論文

山元憲一・半田岳志・湊 恭行・小田原和史・曽根謙一:クロチョウガイの鰓換水に及ぼすトリクロルホンの影響.水産大学校研究報告,61(1):11-14(2012)

山元憲一・半田岳志・湊 恭行・小田原和史・曽根謙一:クロチョウガイの鰓換水に及ぼす水温上昇の影響.水産大学校研究報告,61(1):15-18(2012)

山元憲一・半田岳志・湊 恭行・小田原和史・曽根謙一:クロチョウガイの酸素摂取に及ぼす低酸素の影響.水産大学校研究報告,61(1):19-22(2012)

Takagi M, H. Tsuji, T. Umino and T. Shimizu: Pedigree trace of hatchery produced devil stinger Inimicus japonicus by microsatellite DNA markers. 水産育種41: 75-79(2012)

中島 淳・洲澤 譲・清水孝昭・斉藤憲治:日本産シマドジョウ属魚類の標準和名の提唱.魚類学雑誌 59 (1): 86-95(2012).

高木基裕・関家一平・柴川涼平・清水孝昭・川西亮太・井上 幹生:愛媛県加茂川・中山川におけるヨシノボリ類個体群のダム隔離による遺伝的影響.応用生態工学 15 (2) :161-170 (2012)

曽根謙一・山下浩史・杉田毅:交雑アコヤガイ閉殻菌の一般成分と糖代謝酵素活性および真珠品質に及ぼす秋抑制の影響.日本水産学会誌 78(3).P413-420(2012)

南隆之・金丸昌慎・岩田一夫・中西健二・山下亜純・三吉泰之・福田穣・吉田照豊:西日本における養殖カワハギの疾病発生状況.魚病研究,47(3):111-113(2012)

C 筆頭発表

久米洋:燧灘におけるシャコとスジオシャコの浮遊幼生の鉛直分布.日本甲殻類学会第50回大会.熊本(2012)

稲井大典・竹ノ内徳人・西川智・野田松太郎:地域スーパーとの連携による研究促進と販路開拓の事例紹介.産学連携学会第10回大会.高知(2012)

橋田大輔:宇和海におけるマアジ当歳魚の加入とその後の挙動.日本水産学会春季大会.東京(2012)

橋田大輔:宇和海におけるマアジ幼魚の来遊と暖水流入の関係.水産海洋学会創立50周年記念大会.東京(2012)

山下亜純・和田新平・倉田 修:養殖ブリ類の腎腫大症に関する研究-Ⅲ 類円形異物の単離・培養の試み. 平成24年度日本魚病学会秋季大会.下関(2012)

D 共著発表

尾野裕基・高木基裕・小田原和史・森拓也:宇和海におけるアコヤガイの野生集団および養殖種苗の遺伝的多様性.平成24年度日本水産学会秋期大会.山口(2012)

宮島悠子・益田玲爾・盛満 亮・石井晴人・中島兼太郎・山下 洋:カワハギによるミズクラゲポリプ摂餌の水温依存性.平成25年度日本水産学会春季大会,東京(2013)

神原 淳・遠山大地・山下光司・山下浩史・松岡 学・久米 洋・塩田浩二:イシガキダイの自発摂餌行動:摂餌パターンの日周期性と照度の影響.日本水産増殖学会大会第11回大会.長崎(2012)

山口峰生・紫加田知幸・坂本節子・中山奈津子・辻野睦・久米洋・山本圭吾:2011年の燧灘・大阪湾におけるChattonella属シストの分布密度と休眠打破におよぼす温度の影響.日本藻類学会第36回大会.札幌(2012)

山口峰生・紫加田知幸・坂本節子・久米洋:東部瀬戸内海におけるChattonella属シストの動態Ⅱ休眠・発芽特性.2012年度日本水産学会秋期大会.山口(2012)

藤井明日香・川西亮太・土肥竜太・井上幹生・清水孝昭:愛媛県肱川流域におけるヒナイシドジョウの形態学的変異.2012年度日本魚類学会年会,山口(2012)

松木康祐・高木基裕・海野徹也・水戸鼓・岩本俊樹・清水孝昭:マイクロサテライト多型におけるオニオコゼの集団構造.平成 24 年度日本水産学会秋季大会,山口(2012)

清原祐司・高木基裕・井上幹生・清水孝昭:タカハヤ個体群の人工構造物による影響.平成 24 年度日本水産学会秋季大会,山口(2012)

高木基裕・柴川涼平・清水孝昭・大森浩二・井上幹生:吉野川におけるオオヨシノボリ個体群の遺伝的分化および陸封化.平成 25 年度日本水産学会春季大会,東京(2013)

高木基裕・松木康祐・岩本俊樹・水戸 鼓・海野徹也・清水孝昭:マイクロサテライト多型におけるオニオコゼ放流再捕個体の遺伝的多様性.平成 25 年度日本水産学会春季大会,東京(2013)

劉 奇・久保田 諭・岡本信明・坂本 崇・山下浩史・高木基裕・Suwit Wuthisuthimethavee・重信裕弥・中村洋路・佐野元彦・菅谷琢磨・尾崎照遵:クエ(Epinephelus bruneus)遺伝連鎖地図作成と成長に関連するQTL解析.平成25年度日本水産学会春季大会,東京(2013)

杉田 毅・山本剛史・山下浩史:魚粉削減ブリ稚魚飼料への必須アミノ酸の添加効果.平成25年度日本水産学会春季大会,東京(2013)

和田新平・倉田 修・畠山 仁・山下亜純:養殖ブリ類の腎腫大症に関する研究-Ⅰ 人為感染試験魚にみられた病理組織所見の経時的変化. 平成24年度日本魚病学会秋季大会.下関(2012)

和田新平・倉田 修・山下亜純:養殖ブリ類の腎腫大症に関する研究-Ⅱ 類円形異物は何か. 平成24年度日本魚病学会秋季大会.下関(2012)

和田新平・倉田 修・畠山 仁・山下亜純・安池元重・中村洋路・佐野元彦:養殖ブリ類の腎腫大症に関する研究-Ⅳ In situ hybridizationによる類円形異物の検出と簡易診断手法について . 平成25年度日本魚病学春季大会.藤沢(2013)

F その他雑誌等

Miura T., Miura C., Fukushima E., Iwai T., Celino F.T., Watanabe N., Uehara M., Ohashi H., Yoshida S., Hosokawa H., Urasaki S., Kuwayama K., Uchimura Y., Sone K., Odawara K. and Ido A.:Recent Research Trend for the Culture of Pearls in Uwa-Sea of Ehime Prefecture, Japan. Recent Advances in Pearl Research?Proceedings of the International Symposium on Pearl Research 2011: 207-229. TERRAPUB. (2013)

Fukushima E., Iwai T., Miura C., Watanabe N., Urasaki S., Kuwayama K., Odawara K. and Miura T. :Newly-Developed Technique for Producing Pearls Using Mantle Grafts of Black-Lipped Pearl Oyster (Pinctada margaritifera) in Immunologically Tolerant Akoya Pearl Oyster (Pinctada fucata). Recent Advances in Pearl Research?Proceedings of the International Symposium on Pearl Research 2011: 249-253. TERRAPUB. (2013)

和田有二:豊後水道の水産.総合誌「瀬戸内海」.64:26-29.(社)瀬戸内海環境保全協会.(2012)

清水孝昭・高橋弘明・渋谷雅紀・川西亮太:松山市産淡水魚類目録(第2版).松山市野生動植物目録2012(まつやま自然環境調査会編),33-38,松山市環境部(2012)

清水孝昭・高橋弘明・渋谷雅紀・川西亮太:淡水魚類.レッドデータブックまつやま2012(まつやま自然環境調査会編),80-91,松山市環境部(2013)

清水孝昭:善意が生み出すもう一つの生態系破壊―失われゆく地域固有性―.市民のみなさんに知ってほしい松山市で絶滅に近づいている生きものたち レッドデータブックまつやま2012 概要版(まつやま自然環境調査会編), 29-31,松山市環境部(2013)

清水孝昭:外来種の影響―オオクチバスのいない水辺を目指して―.市民のみなさんに知ってほしい松山市で絶滅に近づいている生きものたち レッドデータブックまつやま2012 概要版(まつやま自然環境調査会編), 32-33,松山市環境部(2013)

清水孝昭:瀬戸内海における定着性高級魚種キジハタ(あこう)の資源増大を目指して.水産愛媛,(158):14-15,愛媛県漁連(2013)

鈴川健二:粘液胞子虫の一般的な特徴と水産研究センターの取り組みについて.水産愛媛,(157):14-15,愛媛県漁連(2012)

括弧内は、補助または委託事業における国の事業名