アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成26年9月11日:調査日)

1 調査方法
5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

2 測定項目および判断指標
・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。
・a値        :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。
赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。

3 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 3.2(3.8) 0.0(-0.2) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 6.0(5.0) -0.1(-0.3) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 9.1(6.7) -0.1(0.0) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 6.0(7.0) -0.3(0.1) 赤変個体数0個
北部 日中交雑貝 3.3(4.1) -0.3(-0.2) 赤変個体数0個

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北
*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝
( )内は昨年同月の数値

4 調査結果の概要
・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン量は、全ての海域で3%を上回っており、概ね
良好だと判断された。
・貝柱の赤変個体は認められなかった。
赤変度合いを示すa値は、前年と比較して、南部においてはやや高く、北部および中部においては
やや低かった。
・今年度も例年に比べ水温が低く推移していますが、9月中は水温が最も高くなる時期であり、
今後の海況次第では、貝の活力が落ちてくることも考えられますので、今後とも貝の管理には
注意してください。