アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成30年7月19日:調査日)

1 調査結果の概要
・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン量は、全ての海域で3%を上回っており、概ね
良好と判断された。
・貝柱の赤変個体は認められず、赤変度合を示すa値は、前年と同程度であった。
・今後、水温の上昇に伴い、アコヤガイ赤変病が進行するとともに、赤潮の影響で貝の活力が落ちていることが考えられますので、貝の管理には十分注意してください。

2 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 5.4(7.4) -0.9(0.1) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 7.3(8.6) -0.3(0.0) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 4.9(10.2) -0.8(-0.7) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 7.4(11.2) -0.9(-1.0) 赤変個体数0個
北部 日中交雑貝 5.0(2.2) -0.6(-0.7) 赤変個体数0個

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北
*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝
( )内は昨年同月の数値

3 調査方法
5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

4 測定項目および判断指標
・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。
・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。
赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。