アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成30年11月8日:調査日)

1 調査結果の概要
・貝柱の赤変個体は中部海域において2個体確認された。赤変度合を示すa値は、前年と比較して高い傾向であった。
・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン量は、全ての海域で3%を上回っていた。しかし、昨年と比べ、グリコーゲン量が低く、栄養状態が落ちているため、抑制などの作業をする際は十分注意してください。

2 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 4.2(6.9) -0.1(0.1) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 4.7(6.1) -0.1(-0.4) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 3.1(4.1) -0.2(0.1) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 3.6(4.1) 0.8(-0.5) 赤変個体数2個
北部

 

平均

日中交雑貝

 

 

7.6(3.1)

 

4.6(4.9)

-0.5(-0.7)

 

0.0(-0.3)

赤変個体数0個

 

 

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北
*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝
( )内は昨年同月の数値

3 調査方法
5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

4 測定項目および判断指標
・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。
・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。
赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。