アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成29年9月14日:調査日)

1 調査方法 5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

2 測定項目および判断指標

・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。

・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。 赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。

3 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 4.2(3.2) -0.1(-0.5) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 5.2(3.7) -0.3(0.1) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 6.6(4.8) 0.0(-0.1) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 5.0(4.6) -0.5(-0.5) 赤変個体数0個
北部 日中交雑貝 2.6(3.3) -0.9(-0.2) 赤変個体数0個

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北

*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝

( )内は昨年同月の数値

4 調査結果の概要

・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン量は、北部以外の海域では3%を上回っており、概ね良好と判断された。

・貝柱の赤変個体は認められず、赤変度合を示すa値は、前年と同程度であった。

・グリコーゲン量が減少傾向にあり、今後の海況次第では、貝の活力が落ちてくることも考えられますので、今後とも貝の管理には十分注意してください。