アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成29年8月9日:調査日)

1 調査方法 5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

2 測定項目および判断指標

・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。

・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。 赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。

3 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 5.4(3.7) 0.9(0.4) 赤変個体数3個
南部 日中交雑貝※2 7.5(5.5) -0.3(0.2) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 9.6(6.6) -0.9(0.0) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 6.8(6.3) -0.7(0.5) 赤変個体数0個
北部 日中交雑貝 2.4(5.0) -1.0(-0.2) 赤変個体数0個

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北

*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝

( )内は昨年同月の数値

4 調査結果の概要

・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン量は、北部以外の海域では3%を上回っており、概ね良好と判断された。

・貝柱の赤変個体は、南部海域において3個体確認された。赤変度合いを示すa値は、南部以外の海域では前年と比較して低い傾向にあった。

・今後、高水温が続くことで、赤変病が進行するとともに貝の活力が落ちてくると考えられますので、貝の管理には十分に注意してください。