アコヤガイモニタリング調査結果概要(平成27年10月22日:調査日)

1 調査方法 5月から11月まで月1回(第3週)、各漁場・種類毎に20貝を分析。

 

2 測定項目および判断指標

・グリコーゲン  :アコヤガイの栄養の蓄積状況を示す指標で、数値が高いほど健康状態が良好。

・a値      :閉殻筋(貝柱)の赤色度を示す指標で、数値が高いほど赤みが強い。 赤みを帯びた黄色で3、明らかな赤色で5以上。

 

3 調査結果一覧

育成 漁場※1 貝の種類 グリコーゲン (%) a値 (平均値) 備考 赤変個体数(測定数20個)
南部 日本貝 3.3(2.7) 0.3(0.2) 赤変個体数0個
南部 日中交雑貝※2 3.5(5.3) 0.1(-0.4) 赤変個体数0個
中部① 日中交雑貝 4.2(8.3) 0.3(-0.7) 赤変個体数0個
中部② 日中交雑貝 2.6(6.5) 0.5(-0.3) 赤変個体数1個
北部 日中交雑貝 4.5(6.5) -0.7(-0.3) 赤変個体数0個

*1 南部:由良半島以南 中部:由良半島から三浦半島 北部:三浦半島以北

*2 日中交雑貝:日本貝と中国貝の交雑貝 ( )内は昨年同月の数値

 

4 調査結果の概要

・肉質に関して、健康度の指標となるグリコーゲン含量は、一部で3%を下回り低かったが、他の海域では3%を上回り、概ね良好と判断された。

・貝柱の赤変個体は、中部海域において1個体確認された。赤変度合いを示すa値は、南部海域及び中部海域でやや高く、北部海域ではやや低かった。

・グリコーゲン含量が6月以降、例年より低く推移しており、今後の海況次第では、貝の活力が落ちてくることも考えられますので、今後とも貝の管理には十分注意してください。