養殖・放流に関すること

●種苗生産放流事業●

①マダイの種苗生産事業

マダイは愛媛県の「県の魚」であり、おめでたい席などに欠かせない魚としてよく知られています。愛媛県のマダイの養殖生産量は全国1位となっており、県を代表する養殖魚でもあります。センターではマダイを卵から育て、養殖用および放流用種苗として県内に出荷しています。

 

②ハタ類魚(クエ・マハタ)の種苗生産事業

クエは最大で1mを超えることもある大型の魚です。マハタもクエによく似た魚ですが、クエよりやや丸みを帯びた姿が特徴です。どちらも美味ながら天然の漁獲量が少なく、「幻の高級魚」と言われてきましたが、近年では養殖も盛んに行われるようになりました。センターでは、親魚から採取した卵を人工授精させて育成し、養殖用および放流用種苗として出荷しています。

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親魚の成熟確認

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クエの仔魚(左)、マハタの仔魚(右)

 

③クルマエビの種苗生産事業

クルマエビはエビ類の中でも特に味が良いとされる高級種で、愛媛県内でも重要な漁獲対象の一つとなっています。 センターでは天然のクルマエビから人工催熟あるいは自然採卵によって卵を採取して育て、放流用に出荷しています。

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採卵用水槽に入れられた親エビ

 

④アコヤガイの種苗生産事業

愛媛県は全国屈指の真珠養殖県としても知られています。真珠養殖に使われるアコヤガイには核を挿入するための母貝と、外套膜という部分の小片を切り取って核とともに母貝に挿入するピース貝の2種類があります。センターでは母貝およびピース貝としてそれぞれ有望な種苗を生産して真珠養殖のために出荷しています。

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採卵・採精に使用される親貝