みなさん一度はCMに出てくる女優さんの髪の毛ようにツヤツヤに輝くサラサラヘアに憧れたことがあるのではないでしょうか。
この記事が参考になる髪の悩み
- 生まれつきゴワゴワしている
- 元々コシがない髪質
- ヘアカラーやパーマのしすぎでパサパサになってしまった
- 毎日ケアしているのにツヤが出ない
- 潤いがあってもっとまとまりやすい髪を手に入れたい
綺麗で潤いのあるしっとりとしたサラサラヘアを諦めてはいませんか?
みなさん経験があると思いますが、コンディショナーやトリートメントを変えただけではツヤツヤの髪にはなれないですよね。
サロンや美容院でプロに相談すれば分かりますが、結局は日々どのくらいヘアケアを意識した生活ができているかに尽きます。
今回はどんな人でも自宅で手軽にできる、ツヤツヤ・サラサラヘアを手に入れる方法を紹介します。
Contents
ツヤ髪、サラサラヘアの髪の状態とは
髪の構造とそれぞれの役割
髪の毛は外側からキューティクル、コルテックス、メデュラ、という3つの層からできています。
簡単に説明すると、メデュラという芯を中心に髪のほとんどを占める繊維状(せんいじょう)のタンパク質をコルテックスといいます。
コルテックスの脂質やタンパク質の構造、水分量が髪のコシや太さに影響します。
その外側を覆っているうろこ状のものがキューティクルです。
キューティクルは、コルテックスのタンパク質や水分を保護する役割を担っています。
このキューティクルのうろこが綺麗に重なっていると、髪に綺麗なツヤが保たれます。
ですが、キューティクルが壊れてしまうとコルテックスのタンパク質や水分が流れ出し、パサパサとした髪や枝毛になってしまうのです。
そして、そのキューティクルの表面を覆っている脂質成分がMEAと呼ばれる物質で、髪のツヤツヤ感を出しています。
サラサラヘアの状態とは
サラサラヘアに欠かせないものは、水分と油分のバランスです。
これは遺伝子による影響が強いのですが、日々のケアである程度変えることが可能です。
しっとりサラサラヘアは、この3つのバランスが綺麗にとれた髪ということになります。
もちろん髪は身体の一部なので、根気よく食事や規則正しい生活に気をつけなければいけません。
しかし、髪の栄養を外から補うこともできます。
毎日食生活に気をつけるのが難しいという方も、この方法でサラサラヘアを体感してみてください。
自宅でサラサラヘアを手に入れる方法
シャンプーを泡立て、しっかりと洗う
まずは洗面器などにシャンプーと少量の水を入れしっかりと泡立てます。
その泡をまんべんなく髪にのせ、指の腹で頭皮をマッサージするように丁寧に洗ってください。
頭皮の血行を良くすることで、髪に栄養が行き渡りやすくなります。
洗い流すときは、シャンプーが残らないようにしっかりとすすいでください。
クシを使うと綺麗に洗い落とすことができます。
3日に1回位のペースで頭皮クレンジングをする
髪をキレイに保つため髪自体のケアはもちろん大切ですが、根本的な原因は頭皮環境(とうひかんきょう)にあります。
頭皮環境が悪いと髪のパサつき、枝毛や切れ毛、髪がまとまらないなど悪影響がではじめます。
また、将来的には髪にボリュームがなくなったり、シャワーや入浴後でも頭皮が臭い、ベタつくなどの髪トラブルにもなりかねません。
このような髪トラブルに進展させないためにも、普段から頭皮クレンジングが大切になってきます。
トリートメントは先に使う
次に使うのが、リンスやコンディショナーではなくトリートメントです。
クシでまんべんなくトリートメントを髪に伸ばしたあと、少し(1分ほど)時間を置くことで開いたキューティクルのうろこにトリートメント成分を浸透させます。
トリートメントをキューティクルへ浸透させる際、頭皮にはなるべく付かないように気をつけてください。
トリートメントを浸透させたら、しっかり髪に残らないように洗い流しましょう。
洗い流した後はコンディショナーやリンスを使って、トリートメントを浸透させた髪に蓋をしましょう。
ドライヤーでしっかりと乾かす
ドライヤーの熱が髪に悪い気がして自然乾燥していませんか?
髪が濡れている状態はキューティクルのうろこが開いた状態です。
自然乾燥だと、そこから髪の水分が逃げてバサバサになってしまうのでドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
余裕がある人は、髪を保護する「洗い流さないトリートメント」を付けてから乾かすと効果的です。
キューティクルのうろこを閉じるためにも、ドライヤーでしっかり髪を乾かしましょう。
ただ、完全に乾かすと髪が乾燥しすぎてしまうので、「少ししっとりしているかな?」くらいの状態からドライヤーを冷風に切り替えて乾かしましょう。
ツヤ髪を手に入れる仕上げの一手間はヘアアイロン
ツヤ髪を手に入れるにはドライヤーで乾かしたあとのヘアアイロンは欠かせません。
内側から少量ずつ丁寧にアイロンをかけていってください。
もうこの時点でサラサラヘアを実感できている人は多いと思いますが、仕上げに手のひらで髪を撫でてください。
手の油を付けることで髪の毛を落ち着かせ、しっとりとしたツヤ髪にすることができます。
ヘアパック
余裕があるなら一週間に一度くらいの頻度でヘアパックをしてみるのもおすすめです。
市販されているヘアパック用のアイテムが無ければトリートメントでも効果があります。
ヘアパックは、シャンプーのあと軽くタオルドライしてパックします。
蒸しタオルを髪に巻いて30分ほど置いてください。
椿油や馬油、オリーブオイルなどでパックすることは、しっとりした潤いあるツヤ髪により効果的です。
髪の毛のツヤ、サラサラ髪を損なってしまう、間違ったヘアケアや生活習慣
濡れた髪の毛をそのままブラッシングする
髪の毛は濡れているときが最もデリケートでダメージを受けやすい状態です。
濡れている髪の毛をそのままブラッシングするとキューティクルが剥がれてしまいパサつきや枝毛の原因となります。
正しいブラッシング方法は、ある程度髪の毛を乾かしてからブラッシングを行うことです。
お湯の温度を高く設定する
高い水温での洗髪は確かに髪の毛の汚れを浮き上がらせてくれるため、しっかりと洗いやすくなります。
しかしシャワー時の水温が高すぎると、汚れだけでなく髪の毛に必要な栄養分や髪の毛内部の水分など、健康的な髪の毛を保つうえで重要なものまですべて奪ってしまいます。
洗髪の際のお湯の温度は少しぬるいくらいの38度前後に設定して行うのがベストです。
ヘアケア製品をたくさんつける
髪を美しく保つためにはヘアケア商品が必須ですが、ヘアケア商品をとにかくたくさんつければ美しい髪の毛を育てることができるという考えは、逆に髪の毛を傷めてしまいます。
過度なヘアケア商品の使用は、髪の毛を潤すだけにとどまらずキューティクルを必要以上にコーティングしてしまい、その結果髪の毛を乾燥させてしまう可能性があります。
ヘアケア商品を使用するときは自分に合ったものを最低限の量使用する程度に抑えたほうが良いです。
食生活の乱れ
食生活が乱れると全身の血管や臓器にダメージを与えます。
そのダメージは髪にも影響を及ぼします。
野菜などを極端に食べない偏った食生活は髪に必要なビタミンやミネラルが不足し、髪のツヤが失われます。
また、過食により血液がドロドロになると毛細血管の流れが悪くなり髪への栄養も行き渡らなくなってしまいます。
逆にダイエットなどにより過度な食事制限をしている人も根本的に栄養不足になり、髪に必要な栄養が行き渡らず、髪の毛の質が悪化してしまいます。
ツヤ髪、しっとりサラサラヘアについてまとめ
自宅で手軽に試せるしっとりサラサラヘアを手に入れる方法を紹介しました。
細い髪質の方も、太い髪質の方も悩みと髪質は人それぞれです。
ですが、髪を健康に保つ基本的な方法は共通しています。
キューティクルの表面にある脂質成分は、紫外線や摩擦、ブリーチなどで簡単に失われますが、日々の努力により少しずつ復活し、髪質を変えていくことが可能です。
諦めずに毎日お手入れを続け、憧れのしっとりサラサラしたツヤ髪を手に入れてください。
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